turn05 ナイトオブラウンズ


・天才戦略家、ゼロに不覚にも笑った。
・そしてみんないっせいに脱ぐな。

・絵が綺麗。
・この衣装だと、ルルが皇族みたいだー!
・どうもルルはカレンの扱いに慣れてしまったようですね。
・それもちょっと残念な気がする…。
・今までより髪が長いから、仮面髪が出るね。でもうなじは隠れやすいね☆(爆)

・千葉さんに死亡フラグが立ったような気がして仕方がない。
・ブラックリベリオンの言い訳無し!何で言い訳するかと思ってたけど、開き直ったな。
・でもここまで藤堂さんがゼロを支持するとは思わなかったなぁ。何を企んでるんだろ、とか思ったら駄目?

・スザク来た―――――!!!!
・しょっぱなからルルーシュがヤバイ顔になっておりますがな。ガクブル。
・ナイトオブセブン『様』…!(笑)
・ルルとスザクの交代説明に萌えた…!
・そして予期せぬ幼少期新動画…うわぁぁぁぅ。

・見詰め合うふ・た・り…!!!!(もう死にそう)
・重なり合う声にやばいもうやばい助けて私今死んでも後悔ない!
・やめて、私のヒットポイントはゼロよ!
・いや、いかんいかん。今死んだらこの二人の将来が見れない(語弊のある言い方)

・ルルーシュに対してスザクは普通にクラスメイトとしてインプット、って事なのよね?
・微笑ましい会話ですが、心理面考えると怖い…。
・「失敗だったな、スザク。ルルーシュという名前だけで俺の元に来た」あぁ、こっから既に心理戦開始だったのね、やっぱり。ルルーシュにはどう記憶が変えられてるかはわかんないんだもんなぁ。
・まぁ、セブン様も我慢できなかったという事にしておきますね(腐女子的な意味で)
・しかし、見詰め合ってるふたりに対して、クラスメイトが空気読め過ぎ(爆)

・ロロが完全に攻略されております。
・生徒会メンバーに、アーサーの記憶はあるのか…。

・敬語…スザクに敬語…!
・く、枢木卿…!!(悶絶)
・駄目だ、黒スザクが好みすぎて駄目だ…!

・ルルに対して敬語なロロ萌え。
・あぁ、更に攻略を続けていらっしゃるんですね、ルルーシュ様。徹底しておりますなー。釣った魚にもちゃんと餌を上げるタイプか。股がけプレイは出来ない子だね(何それ)

・ジノウザ…。
・っていうかさ、ラウンズの機体情報くらいちゃんと知っておかないとまずいんじゃないの?
・可変しなくても分かれよ。
・しかし格好悪い機体…顔が…。

・「やめろ!」の声がイイ!何でこんなに黒スザク声が好みなの、私!
・ジノウザイ!ウザイ!! それルルーシュさんのですからー!
・「あの…重いんだけど…」って蹴り飛ばせそんなヤツ―――!!!!←どこまでもスザルルな私。
・何このラブいふたり!むかつくーっ!!
・このスキンシップをスザルルにくれぇっ(泣)

・やっぱり「にゃー」をスザクはちょっとキモくな、い…?
・学園祭だよね、これ明らかに。
・あれ?まだロロ迷ってる?
・スザクこえー!何気にストーカーです。
・スザルル的には違う意味に見える(コラ)
・ロロの心理がよく分かんないー。揺れすぎじゃないのかしら、このコ。

・ニーナの存在はあるわけね。

・C.C.様さすがです。
・今日は見張りとか監視カメラとかどうなってるの…? あれだけ隙間なく監視されてたのに。こんな姿見られたらヤバイんじゃないのかしら?
・あ、あのギアスかけた人物がヴィレッタを除く監視員のラストか。
・そうだよね、ロロがいれば誰が監視員か分かるもんねぇ。

・ってヴィレッタせんせー!
・水泳部可愛い子多すぎだろ。

・ミレイはどこまで記憶変えられてるんだろう…?
・婚約話は消えてないわけね。留年しなかったら結婚だったわけか。…逃げたの?
・「ユフィの…!」まさかのユフィ発言。ちょっと予想してなかったから動揺した。ごめん、ユフィはどーしても好きになれないの、私っ!(泣)

・スザクにギアスは渡してないの?
・ってC.C.様のパンチラがぁっ! 容赦ないな、C.C.には。
・ルルーシュが…く、食われたーっ!(爆笑) しかしカレンのアングルエロい。
・ルルって何でこんな女運がないんだろうね。振り回されすぎ。

・ルルの体力無さすぎは酷いわ、これ。
・まさかミレイにまで抜かれるとはねぇ…どこまでよ。困るよ、それじゃあ(何に?)

・システムパターンルージュって何よ。どんだけパターンを。
・スザク一人だけ木の上に逃げるとか、酷いな。昔より個人主義に戻ってるよーな。

・いきなりロロの裏切り発覚。
・あ、男爵になってたんだ。
・あー扇さんをダシにそう来たかー。一瞬で情勢が変わった…どうなんの、これ。

・そんなにチーズくん好きなのか、それともそれをネタに学園に来ただけか…どっちよ、C.C.。

・お、屋上…恐怖の屋上来た……!
・ふたりっきりです。屋上サイン無しに屋上にふたりっきりです。
・監視者はともかく監視カメラはどうなっていますか?録画は既に切ってもう自由の身ですか?それともセブン様によって排除ですか、そうですか。

・ダンスパーティーにちょっと和んだ。

・エリアをひとつ貰うって、貰ってどうするの?それじゃあ日本はエリア11のまま属国のままだし、きちんと日本という形を取り戻した事にはならない。あくまで統治者が変わるだけじゃないの?しかもスザクがナイトオブワンじゃなくなったらまた元の状態へ戻るわけでしょ? 日本を振り回すだけな気がするんですけど。しかもそれって正しい形で手に入れた結果になるの?
・駄目だ、スザクの行動と心理が私にはサッパリ理解できない…理解力が足りない…。
・「大切な友達とかけがえの無い女性を失った」 あぁ、スザクの中でルルは死んでるのね。
・っていうか、やっぱりユフィには恋愛感情だったのかどうか、判断しづらい発言だなぁ…『かけがえのない人』じゃなくて『女性』としたところに含みを感じるし。

・新総督にナナリーがキタ――――!!!! って知ってたけどー!(爆)
・酷い!酷すぎる!!!! スザクが鬼過ぎる――――!!!!
・これ、このままいくとルルーシュは「誰?」な発言をしないといけない=ナナリー大ショックになるんだよね。
・あぁ、セブン様は完全にナナリーも道具扱いなわけですね。ユフィ以外はどうでもいいんかよ、お前ー!!!!
・幼い頃にお前に烙印を押すきっかけになった人物だけど、そこまで大切に思ってた人物だろー!もう駄目だ、私泣きそう…!
・ルルーシュの後ろのスザクが黒すぎる…!

・にんぴにん…!
・ルルーシュはどこまでボキャブラリーがあるんでしょう。
・しかしユフィの騎士になる前は、ナナリーの騎士にしたかった存在なんだよね…皮肉だなぁ、今ナナリーの傍に(直接的でないとはいえ)スザクがいるっていうのは。望んでいた形のはずなのに、望んでいる形じゃないという。
・っていうか、新総督にナナリーが来たトコロに黒の騎士団でテロやるんだよね……それってルルーシュ的にはどうなの。
・ナナリーが過ごす幸せな世界を作る為に、っていうルルーシュの根幹が崩れるよね。
・しかしナナリーが皇族復帰していきなり総督って、ルルーシュ=ゼロの図式のせいなんだけどさ。
・なら、ルルーシュが皇族復帰して世界を変える方が手っ取り早い気がするんだけど…。
・だってナナリーが皇族復帰してるなら、ルルーシュが隠れてる必要なくない?
・政治の道具にされるのを厭ってたけど、自分が傍にいたほうが確実に安心感は増すと思うんだ。
・あれ?わけわかんなくなってきた。

・これ行き着き先がサッパリわからん!
・むしろナナリーに否定されたらルルーシュ何も出来ないんじゃない?
・あれ?そうしたら『コードギアス―完―』じゃん(爆)



もうこれは二次創作に逃げるしか、私の精神状態保つ方法がないので、いきます!


というわけで、全く本編の殺伐とした雰囲気を無視したスザルルネタ投下!
えっと…後半に若干年齢制限のある表現がありますので、苦手な方は進まないようにお願いします。























「まさか復学とは驚いたよ。忙しいんじゃないのか?ナイトオブラウンズとしては」


慣れた手付きで紅茶を入れるルルーシュのその姿は、一年前スザクが転校してきた時のそれと全く変わらない。
しいてあげるなら、少しだけ伸びた髪が時の流れを感じさせる程度だろうか。
あの時は、この席にナナリーがいた。
嬉しそうに、でも軍籍から外れないことに少しだけ寂しそうに微笑んでいたルルーシュの唯一の存在。
しかし、今その場にいるのは、弟としてルルーシュにインプットされた偽りの存在だ。
ロロ・ランペルージ。
軍人としてはスザクの方が階級が上に当たるためか、先ほどから視線は合わない。
その方がスザクとしても都合がよかった。


「前みたいに軍務が優先されるから、毎日学校に行くのは無理だと思うけどね」


「一年ぶりにゆっくり話そう」と持ちかけたのはスザクの方だ。
その言葉にルルーシュは少しだけ驚いたようだったが、すぐに笑顔で応えてクラブハウスへと案内された。


「久しぶりだね、ここも」
「そりゃ一年もエリア11から離れていればな。久しぶりにもなるだろう」


時間を配慮してか、ハーブティーの安らかな香りが決して狭くは無いダイニングに広がる。
安眠作用があるといわれるカモミールだろう。
軍務の後に寄ったりすると、ルルーシュはよくこの紅茶を淹れてくれていた。


「そうだ。泊めてよ、ルルーシュ」
「は?」


突然の話の飛びっぷりに、ルルーシュが反射的に声を上げる。
頭の回転がいい癖に、予想外の出来事に弱いのは相変わらず。


「まだ部屋がちゃんと片付いてなくてさ。シーツすらダンボールの中なんだ」
「でもゲストルームは使えないぞ? 生憎シーツをクリーニングに出したばかりだ」


知っている。


「いいよ。久々に君の部屋に泊まりたい」
「全く…突拍子もない事を言うのも相変わらずか。勉強を見てくれって言われても、今後は知らないぞ」
「頼りにしてます、ルルーシュ殿」
「何だ、それ」


笑うルルーシュの顔に曇りは無い。
取り上げられた記憶を取り戻して、ゼロに戻った、その気配を微塵も感じさせない。
やはり記憶は戻っていないのだと、自らに言い聞かせるようにルルーシュの部屋へと足を踏み入れた。


「な…スザク!?」
「君の肌も、久しぶりだ」


瞬間、目の前の項に口唇を寄せる。
長く伸びた髪から覗くラインは、スザクを魅了して病まないあの時と変わらない。
いや、むしろ昔よりも強く馨る。


「やめろ、スザク!何故…!」
「どうして?一年僕が離れてる間に新しい相手でも見つけた?」


スザクとしてもどこまでのレベルで意識を弄られているか、詳細までは分からない。
皇子としての記憶は消してある。
しかし生徒会メンバーとしての枢木スザクの存在は残っている。
では、他の人物が知らない二人の関係はどのようにルルーシュの記憶に刻まれているのだろう。


「新しい、って…」
「今日見てる限りではそんな気配は感じなかったけど…シャーリーと上手くいったりした?」
「するわけないだろう!」


言ってからはっとしたようにルルーシュはスザクへと向けていた視線を逸らした。
先ほどまで真っ赤になっていたというのに、今は少しだけ青ざめたその顔。
何を思って表情を変えたのか、スザクにはもちろん分からない。


ルルーシュの心理が読めればいいのに。


―――そうしたら、君の心に住む自分以外の存在を消す事が出来るのに。


「じゃあ、まだあれから誰にも触らせてないんだね」


つ、とわざと性感帯を刺激するように首筋へと指を滑らせれば、びくりと反応を返してくる。
慣れた感覚。
けれど、懐かしい感触。


「ねぇ、ルル。教えて。僕以外にも見せたの?」
「……せて…い…」


消えそうなほどの小さな声は、スザクの望んだとおりの答えだ。
もちろん聞かなくても知っている。
エリア11に赴任される前から、ルルーシュが偽りの記憶を植付けられてからの毎日をスザクがチェックを欠かした日は無い。
その中に、恋愛なんて欠片も存在していなかった。
いっそ、彼の年代としては不自然な程に。
スザクが勘違いしてしまいそうになる程に。


「僕がいなくて、寂しかった?」
「……勝手にいなくなったのは、お前だろう」
「そうだね、ごめん」


『ゼロの捕獲』という功績をあげてスザクはナイトオブラウンズの一員となった。
それは『ルルーシュ』という存在を消した事と同義だ。
例え今目の前にいるルルーシュがその事実を忘れていたとしても、スザクが自らの手でルルーシュの過去を消した事には変わりない。
日本に送られてきた忘れられた皇子としての記憶が無いという事は、あのスザクと共にあった夏の日々の記憶が無いという事になる。
それはスザクにとって、忘れる事の出来なかった唯一といっていい記憶。
いつまでも色褪せない綺麗過ぎる思い出と、血に染まった父の姿と、相反しながら切っても切れない関係のその映像は今も途切れる事は無い。
その綺麗な記憶だけを持っていたはずの片割れを、消したのは自分だ。


「でもこれからは居るから、君の傍に」


分かっていて選んだ道だ。
あの夏の日のように力のない存在ではないから。


「だからルルーシュ」
「ぁっ…!」


辿る指が、スザクの記憶するままに触れる。
それはルルーシュの身体に確実に熱を呼び起こさせて、吐息に甘い声が混ざるのに時間はかからなかった。
忘れるわけが無い、何度もここで抱いた身体。
スザクが理性の箍を外して求めれば、ルルーシュはあっという間に追い詰められて快楽へと沈んでいく。


「離さないよ、ルルーシュ」


最後はルルーシュの意識なんてほとんどなかった。
意味の無い、ただ突き上げられる衝撃のままに出る声だけがスザクの鼓膜を刺激する。
もう何度自らを注ぎ込んだか分からないその身体をきつく抱きしめて、まるで呪いの様に彼の名前を呼んだ。


「…スザ…く……」


掠れた声で名を呼ぶのはきっと無意識だろう。
ルルーシュはスザクが名を呼ぶと本能的に返す癖があった。
記憶と変わらない、甘く沁みるような声。


「いるからルルーシュ。君の傍に」
「…ス、ザ…        」


続く言葉と涙は、見ないフリをした。
ただ背中に刻まれた痛みだけが、今のルルーシュとの距離を縮めてくれる気がしていたんだ。

2008.05.04




気づかなければ平穏な世界で生きられたのに



でもこれで、君を―――